大人の急性胃腸炎の原因は、食べ過ぎやウイルス感染、食中毒などがあります。
食べ過ぎが原因の場合は、発熱することはほとんどなく、市販されている胃腸薬を飲んで安静にしていると完治しますが、ウイルス感染や食中毒が原因の急性胃腸炎は発熱を伴うことがあり、高熱が出た時には速やかに病院に行って医師に治療してもらうことが必要になります。
ここでは、大人の急性胃腸炎の原因や症状についてご紹介します。
大人の急性胃腸炎の原因とは?
ウイルス性急性胃腸炎は、【ノロウイルス】や【O-157】【アデノウイルス】などのウイルスが感染することによって発症します。 いずれのウイルスも人に感染するので、ウイルス性急性胃腸炎の患者を看護する時には、感染しないように マスクを使用するなど十分に注意をすることが極めて大切です。
また、病原性大腸菌などの細菌が原因の急性胃腸炎も感染する危険があるので注意しましょう。食中毒が原因の場合も【サルモネラ菌】などで人に感染します。
急性胃腸炎の症状について
急性胃腸炎の症状は、お腹の痛み、下痢、吐き気、嘔吐などです。
ウイルスや細菌が感染して発症した時には、発熱の症状も出る。高熱が出る場合もあるので、高熱が出た時には必ず医療機関を受診して、医師の指導に従って治療を受けましょう。熱がある時には食べ物が食べられない場合があるので、そのような場合には点滴で栄養分を補給することになります。
急性胃腸炎で熱がある時の対処法は?
軽い発熱の症状がある場合には、胃腸に負担をかけないように消化の良い食事をすることが大切です。熱が下がるまでは お粥などの柔らかい食事をしますが、食欲がない時には無理をして食べる必要はありません。
ただし水分補給はしっかりと行うことが必要で、吸収の良い【スポーツドリンク】などの摂取が最適です。