胃潰瘍の原因は、およそ7割がピロリ菌の仕業だと言われています。ピロリ菌が原因で慢性胃炎になり、慢性胃炎にかかった人の一部の人がさらに胃潰瘍に進行してしまうのです。
胃潰瘍はストレスが原因?
胃潰瘍はピロリ菌が原因になることが大半ですが、他にもストレス、刺激物の食べ過ぎ、喫煙・飲酒、暴飲暴食、ステロイド、痛み止めなどが原因になることもあります。一概にストレスであるとは言えませんが、仕事が忙しかったり、寝不足、緊張、不安などでストレスが溜まって胃潰瘍になる場合もあります。
軽い胃潰瘍であれば、定期的な通院と投薬治療だけで完治する場合が多く、通院代も含めて薬代などに1~2万円を用意すれば間に合うでしょう。
入院の費用や期間について
吐血があるなど重症の場合には、入院治療になりますが、胃潰瘍の方の1~2%程度の方に限られます。入院期間は、およそ2週間から1ヶ月程度になり、手術代やベッド代も含めておよそ20万円程度かかります。
ただ、健康保険で高額医療費はまかなうことができるので、年齢や収入に応じて異なりますが、全て自分で負担する必要は必ずしもありません。早期治療をすれば、それだけ入院期間や費用も抑えることができますよ。