【子供の胃腸炎】 原因や症状とは? 潜伏期間は何日くらい?

子供の胃腸炎

冬の時期になると、胃腸炎の患者数が増加します。胃腸炎は、赤ちゃんや子供でも感染してしまうので注意が必要! ここでは、子供の胃腸炎の原因や症状、潜伏期間をご紹介します。

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子供の胃腸炎の原因や症状は?

子供の胃腸炎

子供の胃腸炎の原因には、ノロウイルスがあります。毎年、多くの人が感染していて、胃腸炎の代表的なものです、年間を通じて見られ、乳児から高齢者まで幅広く誰でも感染する特徴があります。

ノロウイルスは食品では増殖せず、人の腸内で増殖をします。嘔吐の症状が多く、2、3日で症状が軽くなって通常1週間くらいで治りますが、子供の胃腸炎の場合、軽めの症状が長く続きます。

胃腸炎の潜伏期間はどれくらい?

子供の胃腸炎

ノロウイルスの潜伏期間は大体、1~2日くらいです。少量の菌でも感染力が強く、症状としては、嘔吐、発熱、腹痛、下痢などがあります。

子供の胃腸炎の原因は、ロタウイルスもあります。これは5歳以下の子供がよくかかる胃腸炎で、経口感染、飛まつ感染、吐しゃ物などから感染します。症状としては、白い水のような便が出るなど、他にも、嘔吐、発熱、腹痛、下痢などの症状が出て、熱が出ることも多いです。どちらかというと嘔吐よりも下痢が長く続く傾向にあり、1~2週間程度続きます。この場合の潜伏期間は、2~4日くらいです。

アデノウイルスによる胃腸炎も原因の一つで、潜伏期間は5~6日程度です。扁桃腺の腫れや40℃近い高熱が出て、嘔吐や下痢などの症状も出ます。

熱は何日くらい出る?

子供 胃腸炎

子供の胃腸炎の特徴としては、まず嘔吐から始まり、その後発熱や下痢をするというパターンが多く見られます。 激しい嘔吐や発熱は半日から2日で治ることが多いのですが、下痢は5日から7日ほど続きます。

子供の胃腸炎の治療法とは?

子供 胃腸炎

子供の胃腸炎の治療法としては、まずは嘔吐や下痢で失われる水分の補給から始めます。ウイルスに対しての治療法がないため、【対処療法】を続けていくことになります。

乳児であれば母乳や、経口補水液等を、少量ずつ何回も与えるようにすることが重要です。
特に、激く嘔吐している場合には、水分補給をすることが逆効果になることもあるので、注意が必要です。胃や腸が弱っている状態で水分を補給しても、更に嘔吐してしまうからです。

子供 胃腸炎

また、このように嘔吐を繰り返して水分が補給できない場合には、点滴による水分や栄養の補給が必要です。自宅での水分補給の治療法だけでなく、早めに医療機関を受診することが重要となってきます。

いずれの症状でも、お子さんの様子を見ながら、必要な対処法を取るようにしましょう。

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