育腸することで腸内環境を整えることです。腸内環境が悪化すると、実は身体のあちこちに不調が起こってしまいます。それは腸内フローラの状態が悪いことによる可能性があります。
腸内環境を整えてあげると、「今まで原因が分からないけど調子が悪かった。」というような症状が改善することもあるというので驚きですよね。
腸内フローラとは?
腸内フローラとは、大腸に生息している膨大な腸内細菌が密集して集団を作っている様子を指します。これらの菌が腸内環境を整え、体の中の悪いものを出してくれるのです。フローラを形成する菌の中には、ビフィズス菌のように長期間定住する菌と数日で体外に排出される菌があり、日々最近バランスは変化し、それは摂取した食べ物などによって影響を受けます。
腸内フローラを増やす食品について
ここでは腸内フローラに含まれる善玉菌の増やし方として、食品や体操について紹介します。
食品で効果的なのは【ヨーグルト】です。ヨーグルトと一口に言っても含まれている乳酸菌は異なり、例えばブルガリア菌、クレモリス菌、ビフィズス菌や、最近話題のLG21やR1菌などがあります。自分の体調に合わせて、欲しい効果を持っている菌を含むヨーグルトを食べましょう。
オリゴ糖ヨーグルトもおススメ
ヨーグルトに含まれているビフィズス菌や乳酸菌というのは、腸内細菌の中では善玉菌を活性化させると言われていて、ヨーグルトを食べることで腸内細菌のバランスを正常に保つことが出来ます。ちなみに、ヨーグルトにオリゴ糖をプラスしてあげると、さらに効果的な育腸を行うことが出来ますので、おすすめですよ♪
食べ物から善玉菌を摂取する以外にも、悪玉菌など不必要な菌を排出するための体操も効果的です。
【体操の方法】
1、座って左足を上にして足を組み
2、左足の付け根にこぶしを置き、少し前かがみになり
3、こぶしで腸の部分を押します。
この体操を繰り返すことで、腸の活動が活性化されるのです。他にも、腸の位置を意識しながらストレッチをすることも悪玉菌を減らして善玉菌を増やす腸内環境づくりに効果的です。
【腸活】も有名で、この腸活、も【エクササイズを行うもの】と【食事によって腸活を行うもの】があります。
腸活のやり方について
まずエクササイズでは、右腰骨の上あたりと、左肋骨の下の部分をしっかりとつまみ、腰を前後左右にぐるぐると大きく回すという運動を行うという方法がります。腸の運動機能が衰えることでおこる便秘にはこの方法はかなり効きますよ。
便座に軽く腰掛けて、右足首を左手で触る、左足首を右手で触るというように大きく腰をひねると、大腸を刺激することが出来るので、やはり便秘解消に繋がります。
腸活のオススメの食べ物は?
他にも「朝 起きたらコップ一杯の水を飲むこと」「発酵食品や水溶性食物繊維を積極的に摂取する事」などがお勧めになっています。ヨーグルト(200g)に大根おろし(大さじ2)、ハチミツ(大さじ2)をまぜた「スペシャルヨーグルト」はかなり効果的と言われています。大さじ2杯ほどのオリーブオイルを飲むという方法も、お通じを良くしてくれる効果があると言われています。