十二指腸潰瘍の初期症状は背中の痛み?症状や対処法を紹介!

胃の病気

十二指腸潰瘍とは非ステロイド性抗炎症薬の影響やピロリ菌、胃液に含まれる塩酸によって胃の粘膜が傷つくことで起こる病気のことを指します。原因として最も多いのはストレスということもわかっています。

スポンサーリンク

十二指腸潰瘍の症状について

十二指腸潰瘍の原因

人によって症状はさまざまですが、げっぷや吐き気、腹痛や出血などが挙げられます。

放っておいても治る場合もありますが、悪化すると胃に穴が開いて出血を起こす場合もあるので症状や対処法を事前にしっかりと把握しておくことが大切です。

十二指腸潰瘍の初期症状は?

みぞおち 痛み

十二指腸潰瘍は十二指腸の壁が傷つくことで起こります。そのため初期症状には背中の痛みやみぞおち部分が痛くなります。背中にしても、みぞおちにしても右側が痛むのが特徴です。なお、背中の左側が痛い場合は胃潰瘍になっている可能性があります。胃潰瘍もストレスが原因となっているので、両方の症状が出ていることが多いです。

この他の症状としては、吐き気や嘔吐、胸やけなどが見られます。十二指腸で出血してしまった場合は吐血を起こすこともあるので、注意するようにしましょう。

対処法や気を付けることは?

十二指腸潰瘍 治し方

胃がむかついたり痛みを感じる時は香辛料やアルコール、コーヒーや紅茶などのカフェインが多く含まれているものは胃の粘膜を弱らせるので控えることです。また暴飲暴食も潰瘍が一気に悪化してしまう原因となるので、やけ食いにも注意することが必要です。

胃や十二指腸を保護している粘液は血液により運搬されていますが、過度なストレスを受けることによって、血管が収縮して狭くなります。血液の流れが悪くなると粘液が十分に行き渡らなくなるので、潰瘍ができやすくなるので十二指腸潰瘍を治すためにもストレスを解消することが大切です。

普段からストレスを抱え込んでいる人は生活が単調になっている傾向があるので、新たに趣味を持ったり、気分転換に旅行に出かけたり、スポーツなどにもチャレンジして上手く発散していくことをお勧めします。

十二指腸潰瘍は多忙な人に多い病気なので、疲れたと感じたら十分に休養を取り、また胃に優しい食事を心がけるようにしましょう。

予防の仕方について

ストレス解消法

ストレスをためないことが大切です。ストレスがたまると自律神経が乱れ、血流が悪化するためです。また、胃を保護するためにも香辛料が多い物、アルコール類、コーヒーや緑茶といったカフェインが含まれている飲み物、タバコは摂取しすぎないようにします。暴飲暴食も胃が痛む原因であるので、ゆっくりと食べることを習慣づけ、腹八分目で抑えておくようにしましょう。

ピロリ菌に感染した場合は慢性胃炎から十二指腸潰瘍になることがあります。みぞおち付近が痛い、胃痛が続く場合は潰瘍の検査の他にピロリ菌の検査も行うと安心です。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする